LEDテープ用接続・分岐コネクタを使ってみよう!

LEDテープ用接続・分岐コネクタを使ってみよう!

前回の記事では、リモコンで色を変えられるLEDテープを紹介しました。

今回は、その記事でも少し触れたLEDテープの接続・分岐用のコネクタについて詳しく解説します!

LEDテープをはんだ付けなしで簡単に接続したり、向きを変えたり、分岐させたりできる便利なアイテムです。
はんだ付けの知識がなくても扱えるので、初心者にもおすすめです。


LEDテープの接続方法とコネクタの役割

LEDテープの銅箔

LEDテープには、銅箔が露出している接続ポイントがあります。
通常は、この部分をはんだ付けして接続しますが、はんだ付けは慣れていないとハードルが高いですよね...

そこで登場するのがLEDテープ用の接続・分岐コネクタです!
これを使えば、はんだ付け不要で以下のことが簡単にできます。

  • LEDテープの向きを自由に変える
  • LEDテープを2本以上に分岐させる
  • LEDテープの長さを調整して接続する


購入したコネクタセットの紹介

Amazonで購入したコネクタ

今回はAmazonで1,399円の4ピンタイプのコネクタセットを購入しました。

4ピンタイプって何?と思われるかと思いますが、LEDテープは基本的に2ピン・3ピン・4ピンの種類があります。
この「ピン」とは、LEDテープにある導線の数のことで、銅箔の数を見れば確認できます。

このセットには、以下のような さまざまな種類のコネクタ が入っていました。

  • L字コネクタ(90度曲げ用)
  • T字コネクタ(分岐用)
  • 延長ケーブルコネクタ(自由な方向に曲げられる)


L字コネクタを使ってみる

L字コネクタパーツ

では、実際にL字コネクタを使って接続してみましょう!

1. LEDテープをカット

LEDテープを切る

まずLEDテープを白線に沿ってカットします。
(前回の記事の「LEDテープのカットと加工」で説明した通り、カットする際は銅箔部分がある白線上で行うのが基本です。)

注意! カット中は必ず給電を止めておくようにしましょう。
通電した状態でカットするとショートして故障する可能性があります。

2. コネクタにセット

L字コネクタは 爪で固定 されています。以下の手順で接続しましょう。
コネクタを開いてLEDテープを当てる

①コネクタの爪部分を開く。

コネクタの金属接点を確認

②LEDテープの銅箔部分を、コネクタの 金属接点にしっかり当たるように 差し込む。

コネクタの両側にLEDテープをはめる

③コネクタをしっかり閉じる。
④もう一方のLEDテープも同様にセットする。

💡ここが重要!
LEDテープの表裏が揃うようにしてください。
向きが逆だと配線が合わず、点灯しなくなる ので注意が必要です。

3. 電源を入れて点灯確認

90度曲がった状態でも点灯した

コネクタを取り付けたら、電源を入れて確認します。
もし 点灯しない場合 は、LEDテープの銅箔部分がコネクタの金属部にしっかり接触しているか?をチェックしましょう。

問題がなければ、LEDテープが90度曲がった状態でも正常に点灯するはずです!


他のコネクタの活用方法

T字コネクタ(分岐用)

T字コネクタ

LEDテープをT字に分岐させるときに使うコネクタです。
L字コネクタと同じようにはめ込むだけで接続可能。
中央のLEDテープから左右に光を分岐させることができます。

延長ケーブルコネクタ

延長ケーブルコネクタ

「90度以外の角度に曲げたい」「少し距離を空けたい」ときにはケーブルタイプのコネクタが便利です。

ケーブルの許す範囲で方向転換できる

これもL字コネクタと同じ方法で接続できますが、ケーブルなので自由な方向に曲げることが可能です。

LEDテープ用の接続・分岐コネクタを使うと、はんだ付けなしで簡単にLEDテープを接続・分岐できます!

  • L字コネクタで90度に曲げる
  • T字コネクタで分岐する
  • 延長ケーブルコネクタで自由な方向に調整する

今回は4ピンタイプを紹介しましたが、2ピン・3ピンのLEDテープ用コネクタもあります。
使用するLEDテープの種類に合わせて適切なコネクタを選びましょう!

次回の記事では、さらに応用的な使い方について紹介する予定です。
ぜひ試してみてください!

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